デジタルサイネージは動画や静止画などのコンテンツをディスプレイに表示するシステムです。このシステムに使われるディスプレイはテレビと似ていますが、屋内だけでなく屋外でも使われることがあり耐久性が優れています。屋外用のディスプレイは防塵・防水設計になっているので、屋内用と比べて価格が高くなる傾向があります。デジタルサイネージの主な用途は広告と看板、掲示板で新しい情報発信の手段として多くの企業から注目されています。

このシステムには少数のディスプレイを単独の場所で使用するスタンドアロン型と、異なる場所で複数のディスプレイを使うネットワーク型が存在します。スタンドアロン型のディスプレイは10万円から150万円ほど、ネットワーク型のディスプレイは20万円から250万円が相場です。ディスプレイの価格はサイズや輝度、屋内用・屋外用などで異なります。スタンドアロン型はUSBメモリやハードディスクなどから直接的にコンテンツを表示できます。

特定の場所でデジタルサイネージを手軽に使って商品などをアピールしたい場合に最適です。試しに導入したい場合や、なるべくコストを抑えたい場合もこのタイプを選ぶとよいでしょう。ネットワーク型はインターネットやローカルネットワークを使い、異なる場所にある複数のディスプレイにコンテンツを表示します。離れた場所にある店舗や、異なるフロアで共通のコンテンツを表示させたい場合に適しています。

頻繁に情報を更新する場合にもこのタイプのデジタルサイネージを導入するとよいでしょう。