デジタルサイネージは伝えられる情報が多くて便利なので、たくさん設置して効果を上げたいと考える人もいます。ディスプレイから発信される内容がいくら多くても、見てくれる人が少なければ大きな効果を期待することは出来ません。より多くの人の目に触れるためには、設置するディスプレイを増やさなければならないと考えるのは自然です。しかし、数を増やせばデジタルサイネージの管理が大変になってしまい、必要になるスタッフや時間が大幅に増えてしまうのではないかと不安を感じる人もいるかもしれません。

そういった場合にお勧めのデジタルサイネージの運用システムがあります。ネットワーク型と一般的に呼ばれているシステムを利用すれば、多くのデジタルサイネージを一括で管理することが可能になります。それぞれのディスプレイをネットワークで接続して使用するので、各ディスプレイを操作する必要はありません。管理するためのパソコンを1台用意して、データの編集作業を行えばいいだけです。

編集されたデータは、ネットワークを経由して各ディスプレイに送ることになります。作業は一人でも十分に可能で、作業する場所も管理するためのパソコンがある場所で行えます。つまり、ディスプレイが設置されている場所と違うところでも作業出来るということです。事務所で作業した内容を店舗に設置しているデジタルサイネージに反映させることも可能なので、担当者が一人いれば全国に設置されている全てを管理することも不可能ではありません。